5歳半を迎えて
息子の七五三。
ほとんど行事をやらない我が家…
本当にだらしないです。
しかし今回は気合い!
夫の両親が夫の着物を残していてくれたので、必ずやりたかった七五三。
両家の家族で 私の地元にて。
日帰りでの帰省は久々。
途中から 強い雨風に見舞われ、
息子は夫に負ぶわれて寒さに震えて… 笑顔たくさんの思い出ができました。
(片手に傘、 片腕で息子を負ぶった夫の細腕はもちろんプルプル)
大きな着物に小さな体。
こどもの着物は格好もの、
そしてこれから大きくなるという成長を願って、と2つの意味でするという『肩上げ・腰上げ』。
どうせなら自分でしてみよう!と意気込んで調べてやり始めましたが…和服の扱い、絹布の手縫いに慣れておらず。。
そのくせギリギリまで取り掛からないからね…。
絹糸なければミシン糸とのこと、しかしツルツル滑ってほどいて縫って…
急げばいいものをのんびりしていたら結局前夜まで仕上がらず、帰省中の車内まで持ち込み。こんなことするのはきっと私だけでしょう。
この状況に夫は慣れっこです。。
なんとか襦袢・着物・羽織りの3枚をそれぞれ肩上げ&丈直し。
緊張感で私の肩も上がったよ…
不恰好だけど、自分でやってよかった。
コレも思い出のひとつ、1回着たきりで ほどかなければならないのが勿体無いくらい入魂しました。
着付けは 私も成人式に着付けてもらった美容室へ。考えたらずいぶん昔じゃないか。あの頃とは違って 美容室のおばちゃんのお孫さんの話をして、私の隣には夫が居て…時の流れを感じました。
苦しいよ〜!と言いながらもまんざらでもなさそうにニヤニヤする息子。
ここで羽織りの丈詰めの縫い方を変えた方がいいとのことで、またほどいてあげ直しました。笑
息子は出来上がった自分の姿に驚き、じーーっと鏡を見つめていました。(前日仕込みの私作の散髪がアレだったみたいで、着付け後に自然な流れで手直しに入るおばちゃん…笑)
やっぱり、てんやわんやが楽しいね!笑
父親と同じ着物を着られる息子を、本当にありがたく幸せに感じました。
いつも息子をかまってくれて愛情をかけてくれる周りの人たちに感謝。
そしてここまで成長した息子、これからも楽しく生きよう。