みずたにきゅうす

山形市・平清水焼き。

よそみ出店者、水谷急須さんの窯元です。

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ある夜…私には普段全く馴染みのない、焼き物の工房へお邪魔してきました。
水谷さんの電気窯。
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水谷さんは夫と同級生。
高校・大学が同じ。
20代の作家さんです。

工房を見たい…と(控えめに)言ってみたところ快くお返事してもらいました。
笑顔でお迎え、周辺の窯元の紹介もしていただきました。

これはおそらく、みなさんも見学にいけるのでは?!(無責任…)

以前は白や淡い色が多かったと思ったのですが、久しぶりに拝見したらハッキリした色や黒っぽい作品が増えていました。


こちらは我が家にある彼の少し前の作品。

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『作品に対しての考え方が変わりつつあり、そして淡い色合いも作るならもっと綺麗な色を作ろうと取り組み中』とお聞きし、

思考錯誤・模索しながらというのは私も同じで(一緒にしていいものか…)嬉しくなりました。

急須だけではなく、いろいろな焼き物があります。
こちらは蚊取り線香入れを製作中。
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主役の急須もいろいろですが
『特にあえて釉薬をかけずに作る急須に力を入れていきたい。お湯の熱さがグッと伝わって熱い!でもそこがまたいいんです』と。

釉薬をかけずにつくった形がそのままあらわれる艶のない質感の急須は、
シンプルで素朴でどんな年代にも生活様式にも合うように思いました。
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どこを見てもいい、どこを撮ってもいいよ〜!という気さくな水谷急須さんでした。

よそみには小さめの器をコチャコチャ
並べたい!とのことでした。

若い作家さんの器をぜひ手にとってみてください。